上海、平均賃金を8.3%引き上げ
このほど、上海市人的資源・社会保障?より2009年度上海市従業員の平均賃金及び引き上げ率が公布され(滬人社綜発[2010]20号)、主要内容は次の通りである。
1、2009年度上海市従業員の年間平均賃金は42,789元であり、月額は3,566元であり、去年より8.3%増となった。
2、2009年度上海市従業員の平均賃金によって計算を行う時、本通知に基づいて執行する。
アスカコメント:
一、平均賃金の増加により、社会保険納付基準を8.3%上回った。内訳は次の表に参照する。
年度 |
月額平均(元) |
最低賃金(元) |
社会保険納付基準額(元) |
外来従業員の総合保険(元) |
月額 |
時給 |
最低基準額 |
最高基準額 |
2009 |
3,292.00 |
960.00 |
8.00 |
1,975.00 |
9,876.00 |
246.9 |
2010 |
3,566.00 |
1,120.00 |
9.00 |
2,140.00 |
10,698.00 |
267.5 |
二、企業・個人負担となる社会保険納付基準額も8.3%引き上げ
社会保険納付基準額の引き上げにより、企業・個人負担となる基準額も上回った。社会保険を納付する企業と従業員について、納付基準額(社会保険及び住宅積立金)は次の表に参照する。
年度 |
企業負担額(元) |
個人負担額(元) |
最低基準額 |
最高基準額 |
最低基準額 |
最高基準額 |
2009 |
869 |
4,345 |
356 |
1,778 |
2010 |
942 |
4,707 |
385 |
1,926 |
輸出企業が期限を超えて輸出外貨回収核鎖シートの提供について
国際金融危機の影響を受け、一部の輸出企業が期限(輸出日より90日以内)を超えて外貨回収し、核鎖を行う場合、企業の資金圧力を緩和するため、税務署より「輸出企業が期限を延期して輸出外貨回収核鎖シートの提供の関連問題に関する通知?国税函[2010]89号)が公布され、主要内容は次の通りである。
一、2008年以来国際金融危機の影響を受けている輸出企業について、期限を越えて輸出外貨核鎖シートを受領する場合、税務署は輸出企業のその他税額還付書類、情報の正誤を確認した後、当該輸出税額還付(免除)を受けることができる。
二、輸出税額還付の申告に際し、書面による輸出外貨回収核鎖シートの提供不要を試行されている輸出企業について、オンライン核鎖システム、情報伝送等の原因により輸出企業が期限を超えて外貨回収核鎖を行うことになった場合、税務署は査定後、関連規定に従って当該輸出貨物税額還付(免除)を受けることができる。
以上 |