中国国務院：『建設項目にかかる環境保護管理条例』を修正

 中国国務院は、2017年7月16日付で『「建設項目にかかる環境保護管理条例」の修正に関する決定』（中華人民共和国国務院令（第682号）、原文リンク1を参照）を公表し、主な修正内容は次の通りである。

一、環境影響評価機構に対する資質管理規定が削除される。

二、環境影響登記表は以前の審査･認可制から届出制へと修正される。

三、環境影響報告書･報告表の提出時間はフィージビリティースタディ段階から工事起工前に修正される。詳細提出時間は建設企業が判断する。

四、業界主管部門の事前審査や風土保持方案の事前審査等環境影響評価に関する事前審査･認可を取り消す。

五、環境影響評価業務と工商局での登記業務は同時に展開してよい。

六、建設項目試行生産にかかる審査･認可は取り消される。

七、建設項目の環境保護施設の竣工･検査に対する環境保護部門の審査･認可を取り消し、建設企業は関連規定に基づき自社で竣工に対する検査を行う。

原文リンク：

1、『「建設項目にかかる環境保護管理条例」の修正に関する決定』

以上