「保税監督地域の外貨管理方法」について
近年来、保税区、輸出加工区、保税物流園区、保税物流センター、保税港、総合保税区、越境工業園区など様々な保税監督地域が急速な発展を遂げている。地域の経済発展にも、高技術及び高付加値の商品貿易にも積極的な役割をしている。
今後保税監督地域の一層の開拓発展に順応するため、国家外貨管理局は「保税監督地域の外貨管理方法」(以下「方法」と略する)を制定し発表した。「方法」の主要内容は以下書いてあるようにまとめられた。
一、外貨管理に関する優遇政策の保持
例えば、地域内と境界外の貨物貿易を行う時、支出収入などの審査手続きがいらない。地域内と境界内の貨物貿易を行う時、人民元でも外貨でも決算することができる。
二、保税監督地域の内外政策の統一
例えば、国際収支統計の申告方法など便利になり、保税監督地域外の政策と統一される。
三、材料を審査する手続きの簡略化
例えば、物流と資金が一致しない外貨支払いは直接銀行で取り扱うこできるようになる。
以上の「方法」は2007年10月1日より正式に実施される>
奨励する輸入技術と産品のリストを公表へ
国際貿易のバランスの取れた発展と産業構造の調整を促進するため、商務部は、関係部門と一部の業界の協会の意見を聴いた後、各省・自治区・直轄市などの関係部門や関係部(委員会)を召集して、会議を開き、間もなく実行する輸入奨励の政策を紹介し、今後一定期間の先進技術と設備
の輸入拡大についての布石を打った。商務部の薄煕来部長は、改革開放政策を実施して以来、輸出を奨励する政策を実施してきたが、今回の輸入奨励は歴史的な転換である。先進技術と設備の輸
入の拡大は、経済発展を促進し、バランスのとれた貿易を促し、産業構造の最適化、自力革新のレベル向上などの面で重要な意義と役割を果たす、と語った。
伝えられるところによると、利息減免などの政策をとって、国内で緊急の需要がある先進技術、設備、重要物資の輸入への政策的優遇を拡大するという。 |