中国国務院は16日、『伝統的祝祭日や記念日に関する休暇規定』を発表し、伝統的な祝祭日を法 定の休日に追加しました。
新しい休暇の規定によりますと、これまで7年間、実施してきたメーデーのゴールデンウィークを取りやめ、メーデーの休日を3日間から1日に短縮しました。それと同時に、先祖を祭る清明節や、端午
の節句、一家団らんの祭日である中秋節、旧正月の大晦日など中国の伝統的な祭日を国の法定休
日に指定したことから、法定の休日はこれまでの10日間から11日間に増えました。
この新しい規定は来年の1月1日から施行されます。
同じ日、中国国務院は『従業員の有給休暇条例』を発表しました。それによりますと、雇用主は従業
員の有給休暇を保証し、休まなかった有給休暇はその日数に応じて、当該職員の1日当たりの給料
の300%を報酬として支払うことになります。