1−3月期、中国物価が高水準 国家統計局の李暁超報道官は16日、「今年1−3月期、全国物価は高水準で、物件価格は上昇を続け、うち消費者物価水準は8%上昇し(3月は2007年同期比8.3%上昇、2月比0.7%下落)、上昇率で2007年同期を5.3ポイント上回った」と発表した。
李暁超報道官は国務院新聞弁公室が行った記者会見で、「1−3月期、都市部の消費者物価は7.8%上昇し、農村部は8.7%上昇した」と語った。
食品値上がりは消費者物価高騰の主因だ。1−3月期食品は21%値上がりし、物価水準を6.8ポイント押し上げ、住居価格は6.6%上昇し、物価水準を1ポイン押し上げた。ほかの商品の価格は上がったり下がったりした。
李暁超報道官によると、1−3月期、商品小売価格は2007年同期比7.4%上昇し(3月は7.8%上昇)、上昇率で2007年同期を5.3ポイント上回った。工業品出荷価格は2007年同期比6.9%上昇し(3月は8%上昇)、上昇率で2007年同期を4ポイント上回った。原材料、燃料、動力の購買価格は2007年同期比9.8%上昇し(3月は11%上昇)、上昇率で2007年同期を5.7ポイント上回った。
全国の70大中都市で、物件価格は2007年同期比11%上昇し(3月は10.7%上昇)、上昇率で2007年同期を5.4ポイント上回った。
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