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中国、外銀に元建て債解禁
中国政府が近く邦銀を含む外資系銀行の人民元建て債券の発行を認めることが明らかになった。同国政府はインフレ抑制へ金融引き締めを強化しており、外銀は人民元の調達が以前より難しくなっている。元建て債の発行により資金調達が多様化でき、中国での事業拡大に弾みが付く。現地の日系企業なども設備投資資金などを外銀から調達しやすくなり、経営環境が整備されそうだ。
みずほコーポ銀、中国無錫支店で人民元業務を開始
みずほコーポレート銀行（ＣＢ）は17日、全額出資子会社の中国現地法人「みずほコーポレート銀行（中国）公司」無錫支店で人民元業務の取り扱いを開始したと発表した。これまで手がけてきた日系・外資企業向けの外貨建ての融資や預金などに加え、人民元建ての融資や預金などの金融サービスを提供する。
中国では人民元業務の取り扱い申請には支店開設後最低3年は必要だが、現法化すれば支店の開設や個々のサービスの認可が早くなる。みずほＣＢは6月に邦銀で初めて現法を設立。無錫支店開設から1年で取り扱いを始めた。
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