一部紡績品・服装の輸出還付税 8月1日から引き上げ
国家税務総局はこのほど、一部紡績品、服装にかかる増値税の輸出還付率を、従来の11%から13%まで引き上げると発表した。8月1日から適用される。対象となるのは絹糸、化学繊維の長繊維の縫糸など。人民元の高騰による輸出コスト上昇で、米国向け製品の輸出が減少するなか、国内の業界を保護することなどが狙いとみられる。同局はあわせて松の実、オルガノインオルガニック化合物など、一部製品の増値税還付を取り消すことも明らかにした。
同局はすでに8月1日以前に輸出契約を締結しており、価格の変更ができない場合は、8月15 日までに書類を関連機関に提出すれば、2009 年1月1日までの輸出に限り調整前と同等の条件で還付が受けられるとしている。
対象製品などの詳細については、下記通りの国家税務総局のウェブサイトで確認できる。
(http://www.chinatax.gov.cn/n480462/n480513/n480902/8045586.html)
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