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中国、外貨投資の条件緩和 |
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中国、外貨投資の条件緩和
中国国家外貨管理局はこのほど、一部規制を緩和することなどを定また「中国企業の海外投資に関わる外貨管理問題についての通知」を公布し、2009年8月1日より実施される。
新たな規定では、外貨投資を行える企業の範囲が大幅に広がるほか、手続きも簡素化される。手持ちの外貨だけでなく、人民元を国内で外貨に換えての投資もできる。財務体制が健全なことと、投資額を総資産の30%以内に抑えることが条件。
同局は「世界的な金融危機で国外の金融機関から融資を受けるのが難しい中で、中国企業の海外進出を手助けするのが狙い」としている。
具体的な通知内容については、下記通りの外貨管理局のサイトで確認できる。
http://www.safe.gov.cn/model_safe/laws/law_detail.jsp?ID=80404000000000000,28&id=4
中国、輸出税還付率を引き上げ
財政部はこのほど、一部商品の輸出税還付率を6月1日より引き上げることを明らかにした。対象となる品目は2600を超え、労働集約型、精密加工などの製品に関わる。その内:
@ テレビ用送信設備やミシンなどの商品の輸出税還付率を17%に引き上げる。
A 缶詰・果汁・生糸などの農業二次加工品、電動ギアポンプやセミトレーラーなどの機械電気製品、光学部品などの器具・メーター、インスリン製剤などの薬品、トランク・靴・帽子・傘・毛髪製品・おもちゃ・家具などの商品の輸出税還付率を15%に引き上げる。
B 一部のプラスチック・陶磁・ガラス製品、一部の水産物、旋盤用品などの商品の輸出税還付率を13%に引き上げる。
C 合金鋼異方性材などの鋼材、鋼鉄構造体などの鋼鉄製品、はさみなどの商品の輸出税還付率を9%に引き上げる。
D コーンスターチやアルコールなどの輸出税還付率を5%に引き上げる。
輸出還付率の引上げにより、中国輸出企業の生存環境を更に改善し、輸出貿易の持続的な降下を抑制することに作用があるだろう。
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