高効率省エネ型エアコンの普及促進財政補助政策を調整
省エネルギー・高効率製品を普及させ、省エネ製品の恵民プロジェクト効果を拡大するため、財政部・国家発改委はこのほど、「高効率省エネ型エアコンの普及促進財政補助政策の調整に関する通知」を公布し、その主要内容は次の通りである。
一、政策の実施期限
エネルギー効率国家基準に基づき、今後もエネルギー効率等級が2級以上となる製品に関し、補助金を給付する。実施期限は2010年6月1日より2011年5月31日までである。
二、対象製品
2010年6月1日以降、財政補助の対象となる製品は定額冷却量7500W・7500W以下の離型ルームエアコンに改定された。インバーターシステムエアコンに関し、今後に財政補助を給付する。
三、補助基準
2010年6月1日以降、高効率省エネエアコンの普及促進の財政補助基準は次のように改定された。
定額冷却量(W)
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財政補助基準(元/台(セット))
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エネルギー効率等級1級
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エネルギー効率等級2級
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定額冷却量≤4500
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200
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150
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4500<定額冷却量≤7500
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250
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200
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2009年6月1日より、財政部・国家発展改革委員会は財政補助による普及で、高効率省エネ型エアコンの市場占有率が急速に拡大し、製品の全体効率が大幅に向上し、省エネ・排出削減、国内消費に重大な役割を果たした。高効率省エネ型エアコンの市場占有の拡大に伴い、5年間に低効率エアコンを全て高効率省エネ型エアコンに置き換えるとすれば、年毎に450億頃ワット電力を節約し、二酸化炭素の排出も4500万トンを減らすことができるという。