国家税务总局
「年末賞与課税方法の矛盾点について」
修正後個人所得税法の課税方法により、税引き前年末賞与と税引き後年末賞与との間に次のような関係の存在が指摘できる。
税引き前年末賞与がある一定金額のを超過すると、適応税率のアップ(例えば、適応税率が3%から10%までとアップ)により、税引き前年末賞与の小額増加が納税額の大幅な増加を生じさせ、その結果、税引き前年末賞が増加するにもかかわらず、税引き後年末賞与が逆に減少してしまう可能性がある。下表は、年末賞与の課税対象枠を表すものである。
年末賞与の課税対象枠(単位:人民元)
税引き前年末賞与
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納税額
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税引き後年末賞与
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備考
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第一対象枠(18,000.00〜19,283.33)
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18,000.00
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540.00
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17,460.00
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1.対象枠下限:18,000.00
2.対象枠上限:19,283.33
説明:「18,000.00〜19,283.33」の対象枠内では、税引き前年末賞与が増加すると、税引き後年末賞与が逆に減少する。
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18,001.00
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1,695.10
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16,305.90
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19,283.33
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1,823.33
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17,460.00
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第二対象枠(54,000.00〜60,187.50)
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54,000.00
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5,295.00
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48,705.00
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1.対象枠下限:54,000.00
2.対象枠上限:60,187.50
説明:「54,000.00〜60,187.50」の対象枠内では、税引き前年末賞与が増加すると、税引き後年末賞与が逆に減少する。
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54,001.00
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10,245.20
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43,755.80
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60,187.50
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11,482.50
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48,705.00
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第三対象枠(108,001.00〜114,600.00)
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108,000.00
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21,045.00
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86,955.00
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1.対象枠下限:108,000.00
2.対象枠上限:114,600.00
説明:「108,000.00〜114,600.00」の対象枠内では、税引き前年末賞与が増加すると、税引き後年末賞与が逆に減少する。
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108,001.00
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25,995.25
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82,005.75
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114,600.00
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27,645.00
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86,955.00
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第四対象枠(420,001.00〜447,500.00)
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420,000.00
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103,995.00
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316,005.00
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1.対象枠下限:420,000.00
2.対象枠上限:447,500.00
説明:「420,000.00〜447,500.00」の対象枠内では、税引き前年末賞与が増加すると、税引き後年末賞与が逆に減少する。
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420,001.00
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123,245.30
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296,755.70
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447,500.00
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131,495.00
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316,005.00
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第五対象枠(660,001〜706,538.46)
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660,000.00
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195,245.00
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464,755.00
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1.対象枠下限:660,000.00
2.対象枠上限:706,538.46
説明:「660,000.00〜706,538.46」の対象枠内では、税引き前年末賞与が増加すると、税引き後年末賞与が逆に減少する。
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660,001.00
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225,495.40
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434,505.70
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706,538.46
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241,783.46
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464,755.00
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第六対象枠(960,001.00〜1,120,000.00)
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960,000.00
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330,495.00
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629,505.00
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1.対象枠下限:960,000.00
2.対象枠上限:1,120,000.00
説明:「960,000.00〜1,120,000.00」の対象枠内では、税引き前年末賞与が増加すると、税引き後年末賞与が逆に減少する。
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960,001.00
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418,495.45
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541,505.55
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1,120,000.00
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490,495.00
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629,505.00
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年末賞与の支給は、上表対象枠の金額を避けるよう推奨する。
2012年元旦に伴う休業のお知らせ
平素は、格別のお引き立てを賜りまして誠に有難うございます。
さて、標記の件、下記の通りお知らせいたします。
記
元旦休業:2012年1月1日〜2012年1月3日;休暇日数:3日間。
尚、上記期間中のメール、FAX等のお問合せの受付はさせて頂きます。
回答につきましては、休業明けにさせて頂きたく、ご了承賜りますようよろしくお願い申し上げます。
以上
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