「中国人民銀行:3年半ぶりに利下げを実施」
中国の中央銀行である中国人民銀行が2012年6月7日付けで、同年6月8日から金融機関人民元預金・貸出基準金利の引き下げを発表した。同発表により、一年満期定期預金・貸出基準金利共に0.25%引き下げられ、その他預金・貸出基準金利及び個人住宅積立金貸出金利も併せて引き下げられた(下表参照)。
調整後、一年満期定期預金基準金利は3.25%、貸出基準金利は6.31%となる。中国人民銀行による利下げは、2008年12月23日に一年満期定期預金・貸出基準金利をともに0.27%引き下げて以来、約3年半ぶりとなる。
また中国人民銀行は、8日から金融機関の預金金利変動許容範囲の上限を基準金利の1.1倍に、貸出金利許容範囲の下限を基準金利の0.8倍に調整すると発表した。関連調査により、大型金融機関における預金・貸出金利に対する調整はほぼ同様で、特に中国工商銀行、中国農業銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国交通銀行等諸銀行の調整幅は一致しており、そのうち、普通貯金金利は基準金利より10%アップし、三ヶ月、半年及び1年定期貯金金利はそれぞれ基準金利より8.77%、8.2%及び7.69%アップし、一年以上満期定期貯金金利は基準金利に準じる。
単位=%
預金·貸出項目
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引下げ前金利
(2011.7.6)
|
引下げ後金利
(2012.6.8)
|
差額
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アップ率
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@
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A
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B=A-@
|
C=B/@
|
一、預金
|
|
|
|
|
(一)普通
|
0.5
|
0.4
|
-0.1
|
-20
|
(二)定期
|
|
|
|
|
3ヶ月
|
3.1
|
2.85
|
-0.25
|
-8
|
半年
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3.3
|
3.05
|
-0.25
|
-8
|
1年
|
3.5
|
3.25
|
-0.25
|
-7
|
2年
|
4.4
|
4.1
|
-0.3
|
-7
|
3年
|
5
|
4.65
|
-0.35
|
-7
|
5年
|
5.5
|
5.1
|
-0.4
|
-7
|
二、貸出
|
|
|
|
|
半年
|
6.1
|
5.85
|
-0.25
|
-4
|
1年
|
6.56
|
6.31
|
-0.25
|
-4
|
1年〜3年
|
6.65
|
6.4
|
-0.25
|
-4
|
3年〜5年
|
6.9
|
6.65
|
-0.25
|
-4
|
5年以上
|
7.05
|
6.8
|
-0.25
|
-4
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三、個人住宅積立金貸出
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|
|
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5年(含)以下
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4.45
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4.2
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-0.25
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-6
|
5年以上
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4.9
|
4.7
|
-0.2
|
-4
|
原文リンク:
1、中国人民銀行:三年半ぶりに利下げを実施
「蘇州市において就業する外国人の社会保険加入に関する通知」
蘇州市人力資源·社会保障局が2012年1月18日付けで『蘇州市において就業する外国人の社会
保険加入に関する通知』(蘇人保規[2012]1号、原文リンク2を参照)を公布し、主な内容は次の通りである。
一、2011年10月15日前から蘇州市において就業しており、且つ社会保険加入条件に合致している外国人は、統一して2011年10月より社会保険に加入し、社会保険料を納付しなければならない。
二、旧規定(注:『外国人、華僑、台湾・香港及びマカオ人の社会保険加入に関する通知』のこと)に基づき社会保険に加入している外国人は、2011年10月より、更に失業保険と生育保険に加入し、旧社会保険料納付基数に基づき関連保険費用を追加納付しなければならない。
三、2012年2月末までに社会保険加入手続きを完了した外国人の場合、実際申告された給与(注:社会保険料納付基数上下限範囲内)に基づき、社会保険料を追加納付しなければならない。適時社会保険に加入していない場合は、2012年3月1日より、関連規定に基づき、各項目社会保険料を追加納付しなければならない。
四、初めて社会保険に加入する外国人の場合、企業は、当該外国人本人の合法的旅券、「外国人就業証」又は「外国専門家証明」等説明証書を社会保険取扱部門に提出しなければなら い。
五、本通知は公布日より実施する。蘇州市労働·社会保障局より公布された『外国人、華僑、台湾・香港及びマカオ人の社会保険加入に関する通知』(蘇労社険[2005]13号)は、同日にて廃止する。
説明:
2009年10月來、上海市では『滬人社養発[2009]38号』規定により、外国籍従業員の社会保険加入が可能となったが、当面、社会保険の加入は強制的ではなく、自由選択のままである。
原文リンク:
2、『蘇州市において就業する外国人の社会保険加入に関する通知』(蘇人保規[2012]1号)
2012年端午節に伴う臨時休業及び週刊臨時休刊のお知らせ
平素は、格別のお引き立てを賜りまして誠に有難うございます。
さて、標記の件、下記の通りお知らせいたします。
記
端午節休業:2012年6月22日(休業日数:1日間)
社員旅行休業: 2012年6月25日〜6月26日(休業日数:2日間)
端午節と社員旅行の為休業致し、6月25日発刊予定の週刊を休刊させていただきます。皆様方には大変ご迷惑をお掛けいたしますが、何卒ご理解の程よろしく お願い致します。
尚、上記期間中のメール、FAX等のお問合せの受付はさせて頂きます。
回答につきましては、休業明けにさせて頂きたく、ご了承賜りますよう宜しくお願い申し上げます。
以上