上海市積立金管理センターは2015年10月23日付で『上海で勤務する外国人、海外永久（長期）居留資格獲得者と台湾·香港·マカオ在住者の住宅積立金加入に関する通知』（滬公積金管委会〔2015〕10号、原文リンク1を参照）を公表し、主な内容は次の通りである。

一、上海市における求人企業と労働（雇用）関係があり、且つ規定に基づき上海市海外人材居住証　（又はもとの『上海市居住証』B証）、『外国人就職証明』、『台湾·香港·マカオ人員就職証明』、『外国在住人員の上海における就職審査·認可証明』等の証明を有する外国籍労働者又は海外永久（長期）在留資格獲得者或いは上海市で勤務している台湾·香港·マカオの労働者は、求人企業との協議を経て、上海市現行規定に基づき住宅積立金に加入することが可能で、住宅積立金の納付基数と納付比例は上海市現行規定に準じる。 

二、外国籍労働者又は海外永久（長期）在留資格獲得者或いは上海市で勤務している台湾·香港·マカオの労働者は、上海市求人企業と労働（雇用）関係を解除又は終了する場合、住宅積立金口座の納付中断、移転等は上海市現行規定に準じる。

三、外国籍労働者又は海外永久（長期）在留資格獲得者或いは上海市で勤務している台湾·香港·マカオの労働者に上海市での住宅購入費用、家賃又は不動産管理費用等の住宅関係費用が発生する場合、上海市現行の住宅積立金引出規定に基づき処理する。 

四、外国籍労働者又は海外永久（長期）在留資格獲得者或いは上海市で勤務している台湾·香港·マカオの労働者は上海市において個人使用の住宅を購入し、住宅積立金貸付を申請する際の関連規定は別途制定される。 

五、住宅積立金にかかる個人所得税関連問題は、国家税金徴収関連規定に準じて処理される。

六、本通知は公表日の2015年10月23日より実施され、有効期限は5年である。

原文リンク：

1、『上海で勤務する外国人、海外永久（長期）居留資格獲得者と台湾·香港·マカオ在住者の住宅積立金加入に関する通知』

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