上海市人的資源(マンパワー)·社会保障局が2016年3月22日付けで『一部従業員の社会保険料の更なる引き下げに関する通知』(原文リンク1を参照)を公表し、主な内容は次の通りである。
一、今回調整は、養老保険と医療保険と失業保険の三項目の企業負担分に関わる。そのうち、従業員基本養老保険費率の企業負担分は現行のより1%引き下げ、従業員基本医療保険費率の企業負担分も現行のより1%引き下げ、従業員失業保険費率は現行のより0.5%引き下げる。
企業負担分の社会保険費率を全体として2.5%引下げた後、上海市における従業員社会保険費率のうち、基本養老保険費率が28%で、基本医療保険費率が12%で、失業保険費率が1.5%で、労災保険費率が0.5%で、生育保険比率が1%となる。調整後において、企業の人件費の負担が135億人民元軽減される見込みである。
二、企業負担分の社会保険費率の詳細調整状況は下表通りである。
1.基本养老保险: 21% → 20%
2.医療保険: 11% → 10%
3.失業保険: 1.5% → 1%
4.労災保険: 0.5%(据え置き)
5.生育保険: 1.0%(据え置き)
三、本通知は、2016年1月1日に遡って実施される。
原文リンク:
1、『一部従業員の社会保険料の更なる引き下げに関する通知』
以上