『増値税税金統制システム製品価格及びメンテナンスサービス価格の値下げに関する通知』

 企業の負担を軽減するために、国家発展改革委員会が2017年7月2日付で『増値税税金統制システム製品価格及びメンテナンスサービス価格の値下げに関する通知』（発改価格[2017]1243号、原文リンク1を参照）を公表し、主な内容は次の通りである。

一、増値税税金統制システム製品価格の引き下げ

増値税税金統制システム製品には、具体的には「金税盤」と「報税盤」と「税控盤」（税控盤とは税金統制用ソフトのインストールディスクのこと）が含まれるが、そのうちの「金税盤」の小売価格を490人民元から200人民元に、「報税盤」の小売価格を230人民元から100人民元に、CG-01「税控盤」の小売価格を490人民元から200人民元に、TCG-02「税控盤」の小売価格を230人民元から100人民元にそれぞれ引き下げる。

二、メンテナンスサービス価格の値下げ

増値税税金統制システム製品の技術メンテナンスサービスに従事する関連企業（以下「関連技術サービス企業」と略称）は、増値税税金統制システム製品を使用中の増値税納税者に技術サービスを提供し、サービス費用を領収する場合、増値税税金統制システム製品の年次サービス費用を330人民元を280人民元に引き下げる。

三、税金統制システム製品購入費及び技術メンテナンスサービス費の増値税税額からの相殺控除が可能　　　

増値税納税者が増値税税金統制システム製品を購入するために支払った費用が、当該税金統制システム製品備購入時に取得した増値税専用発票により、納付すべき増値税税額から全額相殺控除が認可される。増値税納税者が支払った税金統制システム製品のメンテナンス費が、メンテナンス企業より取得した発票により、納付すべき増値税税額から全額相殺控除が認可される。

四、本通知は2017年8月1日より実施される。

原文リンク：

1、『増値税税金統制システム製品価格及びメンテナンスサービス価格の値下げに関する通知』

以上