『2019年度上海市住宅積立金納付基数等に関する通知』

 上海市住宅積立金管理委員会は2019年1月30日付で、『2019年度上海市住宅積立金の納付基数及び月次納付金額上下限に関する通知』(滬公積金管委会[2019]1号、原文リンク1を参照)を公表し、主な内容は次の通りである。

一、住宅積立金納付基数の算出方法について
　　2019年4月1日より、上海市における従業員住宅積立金の納付基数は当該従業員の2018年度月次平均給与を基にして算出され、該当従業員の2018年度における月次平均給与は、上海市2018年度従業員月次平均給与の3倍を超過してはならず、また2018年度従業員の最低給与基準を下回ってはならない。

二、住宅積立金納付比率について

2019年度住宅積立金納付比率は、原則上、従業員個人と企業が各々5％〜7％とする。また、補充住宅積立金の納付比率は、原則上、従業者個人と企業が各々１％〜5％までとする（注：詳細比率は企業実情により確定可能）。

三、住宅積立金月次納付金額及びその上下限

１、住宅積立金月次納付金額＝（従業員前年度月次平均給与×従業員納付比率）＋（従業員前年度月次平均給与×企業納付比率）

2、補充住宅積立金月次納付金額の算出方法は上述１と同様である。
　

3、2019年度住宅積立金月次納付金額上限、下限は2019年4月1日より公表される。

 四、 住宅積立金納付基数調整期間について
　企業は2019年4月1日より上海市住宅積立金ホームページを登録した上、｢住宅積立金納付基数調整｣欄で詳細調整手続きをすればよい。

原文リンク：

1、『2019年度上海市住宅積立金の納付基数及び月次納付金額上下限に関する通知』

以上