『上海市：都市部従業員の社会保険料率の引き下げを決定』

上海市人的資源（マンパワー）・社会保障局、同財政局が2019年4月30日付共管で『上海市における都市部従業員の社会保険料率の引き下げに関する通知』（滬人社部規〔2019〕14号、原文リンク１を参照）を公表し、主な内容は次の通りである。

一、都市部従業員基本養老保険料にかかる企業納付率の引き下げについて

2019年5月1日より、上海市に登録されている企業が負担するところの都市部従業員基本養老保険料の納付比率は現行の20％から16％に引き下げ、従業員本人が負担するところの基本養老保険料の納付比率の調整はしない。

二、失業保険料率の段階的引き下げ政策の続行について

2019年5月1日〜2020年4月30日までの間に、上海市における失業保険料率の調整はせず、企業負担分の納付比率も従業員負担分の納付率も現行の0.5％を続行する。

三、労災保険料率の段階的な引き下げ政策の続行について

2019年5月1日〜2020年4月30日までの間に、上海市第一類から第八類業種までの企業が負担するところの労災保険料率は、それぞれ0.2%、0.4%、0.7%、0.9%、1.1%、1.3%、1.6%、1.9%から0.16%、0.32%、0.56%、0.72%、0.88%、1.04%、1.28%、1.52%に引き下げられる。

四、本通知は2019年5月1日より実施され、有効期限は2023年12月31日までである。

原文リンク：

1、『上海市における都市部従業員の社会保険料率の引き下げに関する通知』

以上