失業保険による企業の職場拡大への扶助機能を発揮し、企業による新卒大学生の就職の受入を奨励するために、人的資源·社会保障部、教育部、財政部が2022年7月25日付共管で『職場拡大への扶助政策の加速的実施に関する通知』（人社庁発〔2022〕41号、原文リンク1を参照）を公表し、主な内容は次の通りである。

一、卒業時間が2022年1月〜12月で大学卒業証書を取得済みの大卒大学生を雇用し、労働契約を締結し、当該新卒大学生に一カ月以上の失業保険を納付済みである企業に対して、職場拡大専用扶助金を一回的に支給する。被雇用者一人についての扶助金の上限は1500元である。

二、企業による持場拡大扶助金の申請に便宜を図るために、各地失業保険取扱機構はサービス窓口を開設しなくてはならず、企業からの申請を受け取った日から起算しての30日以内に関連教育部門又は人的資源社会保障部門と連携して新卒大学生の身分を審査認可の上、職場拡大扶助業務を完了しなくてはならない。

三、雇用されている新卒大学生一人につき職場拡大扶助金は一回のみ支給されており、多数企業による重複使用は禁止される。

四、職場拡大扶助金は失業保険基金「その他支出」から支出される。

五、本通知は2022年12月月末まで実施される。

原文リンク：

1、『職場拡大への扶助政策の加速的実施に関する通知』

以上