黄山は、「天下第一奇山」とも呼ばれる安徽省南部に聳える名山で、奇松、怪石、雲海、温泉の4つの景観を持ち、古くから詩人、画家など多くの文人を魅了してきた。
「五大山(中国で最も美しいとされている5つの山)に登ったらもう他の山は見なくていいが、黄山に登ったらその五大山すら見る気にならない」と言われているほど美しい山。
あまりにも有名な黄山。ならば、是非自分の眼で見に行こう!
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朝4時起床。
ご来光を見るために、まだ暗い山道を40分ほど歩き、丹霞峰に行く。
眠いし、寒いし、そのうえ足の疲れもとれてなくて、朝からクタクタ……
残念ながら天気が悪くて、ご来光を見ることはできなかった。
でも遠くに連なる山々に沸きあがる雲海を見た時の感動は、忘れなれない。
泊まった西海大飯店で朝食を終え、いよいよ黄山に登る!
登って登って登って登って……
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急階段を行ったり来たり、登ったり降りたり……
登ったぞ〜〜!!!ヤレヤレ光明頂!!!
霧に煙り、神々しいまでの美しさだ。
水墨画から抜け出したような世界が広がっていた。 |
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朝方の濃い霧が昼過ぎには空が晴れ、ところが、その後に強風を伴う雨に。
山の天気は変わりやすい!
風でロープウェイは止まった。
もうとにかく早く下りたい一心なので、、ひたすらに歩いて下山する…… |
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屯渓老街の散策は、のんびりしていた。
宋、明代の古い町並みが残されている。
白壁も黒瓦もしっとりと落ち着いた風情で美しかった。
ここで、強行軍の黄山旅行お疲れ様。
でも苦労して登ると、もともと美しい景色が、さらに美しく見えるようになる。
地獄と天国、一線の間。
頑張って絶頂まで登って、とてもよかった、そう思った。 |
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